歯に関するお話

むし歯予防の方法は?

2020年05月23日|

むし歯を予防するには、
1)正しい歯磨き
2)食生活の改善 がポイントです。

歯の構造図食物の中には、ショ糖をはじめ、さまざまな種類の糖分が含まれています。むし歯菌は、食べかすの糖を分解して歯垢(プラーク)をつくります。放っておくと酸をつくり、歯の表面のエナメル質を溶かしてしまいます。通常痛みはありませんが、細菌が象牙質と呼ばれる部分まで入り込むと甘いものや冷たいものを食べたときに痛むことがあります。さらにもっと奥にある歯随におよぶと、激しい痛みが引き起こされるのです。

●院長先生からのアドバイス
だらだら甘いものを食べているとその間、歯は酸に浸かっている状態となり、どんどん酸による脱灰を起こし虫歯となってしまいます。ですから食生活の改善とは、甘いものはなるべく摂らないようにして、例え食べるとしてもだらだら食べないようにすることが大切です。

<むし歯をつくらない糖「キシリトール」>

最近脚光を浴びているキシリトール入りガムも予防効果があります。
但しあくまでも100%含有キシリトール使用のガムにしてください。
もともと、キシリトールは他の糖に比べ歯垢や酸の発生を抑える効果がありますが100%含有のガムは市販されていません。
(もちろん市販のガムでも50%以上含有であれば歯垢の形成抑制の効果はあると言われてますが…。100%ガムは当院でも販売してます。)
また、口腔内が乾燥しやすい方には噛むことにより唾液の分泌を促進し、唾液の作用で細菌が出す酸を薄めて緩衝させる時間を早めるので是非利用してみてください。

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